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千葉大学環境ISO学生委員会とジェフユナイテッド市原・千葉は、学生とプロサッカークラブが連携し、地域の環境課題や社会課題の解決に取り組む「ジェフ×千葉大サステナユナイテッドプロジェクト」を、2026年5月に発足しました。
本プロジェクトでは、千葉大学環境ISO学生委員会(以下、学生委員会)の学生が、ジェフユナイテッド市原・千葉(以下、ジェフ千葉)と協働し、クラブが推進するサステナビリティ活動や「SPORT POSITIVE LEAGUES(SPL)」の取り組みを企画・実践します。
スポーツの持つ発信力と学生の柔軟な発想を組み合わせ、選手・スタッフ・スポンサー・サポーター・地域住民を巻き込みながら、千葉市を中心とした地域の環境課題の解決を目指します。
また、学生にとっては企業との実践的な協働を経験できる教育プログラムでもあり、自ら企画したアイデアを社会実装することで、企画力や実践力、地域課題を解決する力を養います。
SPORT POSITIVE LEAGUES(SPL)は、スポーツクラブの環境サステナビリティや気候変動対策への取り組みを評価する国際的なイニシアチブです。Jリーグは2025年4月に参画を発表し、2026年から各クラブの取り組みを本格的に評価・公表しています。
本プロジェクトでは、環境教育、ごみ削減、資源循環、省エネルギー、コミュニケーション・エンゲージメントなど、SPLが定める評価項目に沿った活動を学生とクラブが協働で推進します。
2026年5月、学生委員会顧問の岡山咲子講師と、ジェフ千葉の社会連携グループとの打合せを契機に本プロジェクトがスタートしました。
その後、5月12日に開講された環境ISO学生委員会の学生が履修する授業「環境マネジメントシステム実習ⅠA」では、同クラブ取締役の高橋薫氏が約200名の受講生に対し、「なぜJリーグクラブが環境問題に取り組むのか」「地域クラブとしての役割」「ステークホルダーとの関係」などについて講演を実施しました。
講演後には学生約200名によるグループワークを行い、「スポーツクラブを通じて環境課題を解決するアイデア」を検討。その中から実際に活動を希望した38名がプロジェクトメンバーとなりました。
高橋薫氏の講演
授業の様子
さらに、6月6日にはジェフ千葉のホームゲームにプロジェクトメンバーの学生が参加し、スタジアム運営や環境配慮の取り組みを視察。そこで得た気づきをもとに、省エネルギー、資源循環、食品ロス、海洋プラスチック問題、環境教育などをテーマとした13件の企画を立案しました。
6月12日にはジェフ千葉のクラブハウスにおいて、学生24名が参加した第1回企画会議を開催。約2時間にわたる議論を経て、今後実施する5つのプロジェクトを決定しました。
試合観戦の日
第1回企画会議
子どもやジェフ千葉のファンを対象に、学生が環境教育プログラムを実施します。
<主な内容>
環境紙芝居の上演
エコクイズゲーム
廃材を使った工作
ごみ分別ゲーム
エコアクション宣言
8月11日に開催される「ジェフサステナサマ-フェス2026」やSDGs関連イベントなどで展開する予定です。
節電・節水など家庭でも取り組める省エネ行動を促すオリジナルステッカーを制作。
クラブハウスへの掲示や試合来場者への配布、SNSキャンペーンなどを通じて、スタジアムだけでなく家庭や職場にも環境配慮の輪を広げます。
クラブハウスの食堂から出る食品残渣を堆肥化し、資源循環を実現します。
完成した堆肥は地域活動や野菜栽培などへの活用を検討し、「スポーツクラブから始まる循環型社会」の実現を目指します。
学生委員会が学内等で回収した古本・古着を、ジェフ千葉が実施する資源回収活動と連携させ、リユース・リサイクルを推進します。
現在ホームゲームの試合後にスタジアム周辺で実施している清掃活動を蘇我駅周辺まで広げます。
「ジェフ千葉の試合がある日は街がきれいになる」と地域から感じてもらえる活動を目指し、学生も運営や清掃活動に参加します。
本プロジェクトでは、スポーツクラブと大学が連携することで、地域に新たなサステナビリティの価値を創出するとともに、学生が実社会で課題解決に挑戦する実践的な学びの場を提供します。
今後もジェフユナイテッド市原・千葉と千葉大学環境ISO学生委員会は、地域・企業・サポーター・学生が一体となって持続可能な地域社会の実現に向けた活動を展開していきます。