千葉大学×京葉銀行
ecoプロジェクト
7色の虹を千葉から未来へ
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国立大学法人千葉大学と株式会社京葉銀行は、2012年に包括連携協定を締結し、地域社会・経済・産業の発展と活性化に向けて、さまざまな連携活動を進めてきました。千葉大学は2005年にISO14001を取得し、学生主体による環境マネジメントシステム(EMS)を継続的に運用しています。環境ISO学生委員会は発足以来20年以上にわたり、EMS運用の中核を担うとともに、学内外の環境意識向上に向けた多様な実践活動を展開しています。
京葉銀行も地域金融機関として、社会貢献や文化・スポーツ振興に加え、環境分野での取組を推進してきました。環境配慮型商品の提案や寄付活動、顧客参加型の環境施策などを通じ、持続可能な地域づくりを支援しています。SDGsの採択を契機に、産学連携による環境課題への対応と人材育成の重要性が一層高まりました。
こうした背景のもと、「地域の環境負荷削減と環境意識向上に貢献したい」という共通の思いから、2017年に本プロジェクトがスタートしました。毎年度、内容の見直しと新たな企画開発を行いながら、継続的な発展と充実を図っています。
発足記者会見の様子(2017.7.21)
発足記者会見の様子(2017.7.21)
千葉大学と京葉銀行が連携して、様々な環境活動を行うことで、千葉県から未来の地球に貢献するという想いがこもっている。その活動の主体として、ロゴの中心には千葉大学環境ISO学生委員会のキャラクターである 「いそちゃん」がデザインされています。デザインは学生委員会の学生が行いました。
本プロジェクトは、サステナビリティおよびSDGsの達成に貢献することを目指し、環境活動の促進、地方創生、人材育成を柱として、持続可能な地域社会づくりを推進することを目的としています。環境・社会・経済の調和を重視し、地域と大学、金融機関が連携することで、実践的な取組を展開しています。
県民の皆さま、京葉銀行の役職員・取引先企業、千葉大学の学生を対象に、サステナビリティや環境配慮行動に関する意識啓発を行う
上記の活動を通じて、地域社会の活性化と環境負荷の低減を図り、持続可能な社会の実現に貢献する
京葉銀行の役職員や地域企業など多様な主体との協働を通じて、学生がSDGsやサステナビリティを実践的に学ぶ社会教育・実務学習の機会を創出する
① 京葉銀行による学生委員会の環境・SDGs活動支援
国内外の環境・サステナビリティ関連のシンポジウムや大会に学生を派遣し、千葉大学の先進的な環境マネジメントやSDGsの取組を発信します。これによりサステナブルキャンパスの推進に貢献するとともに、学生にとってはプレゼンテーション力の向上や大学間ネットワークの構築につながります。京葉銀行は旅費等の支援に加え、企業の実務的知見を活かした助言を行い、人材育成の面からも活動を支援しています。
② 学生によるエコアクション21(EA21)取得コンサルティング支援
地域企業の環境配慮経営を促進し、環境負荷低減と持続可能な地域づくりに貢献することを目的に、千葉県内企業のEA21取得を支援します。京葉銀行が取引先企業を紹介し、学生が環境マネジメント体制整備や環境レポート作成の補助などのコンサルティングを実施します。学生にとっては、サステナビリティを実務で学ぶ機会であり、企業との協働による実践的な社会経験となります。
③ 学生発案による環境・サステナビリティ啓発企画の実施
地域住民や京葉銀行関係者を対象に、SDGsや環境配慮行動の促進につながる体験型イベントや啓発企画を展開します。京葉銀行が運営面の調整を担い、学生が企画立案・コンテンツ制作・当日運営を担当します。大学の枠を超えた実践の場で活動することで、環境教育と実務教育を統合した学びの機会となっています。
本プロジェクトは毎年度メンバーが入れ替わりながら運営しており、主に2~3年生の学生が中心となって全体の統括を担っています。年度初めに参加した学生(毎年約40~70名)が集まり、それぞれの関心分野や実施したい企画について意見を出し合い、企画立案から企画書作成までを行います。その後、京葉銀行の担当行員との企画会議でプレゼンテーションを実施し、専門的なアドバイスを受けながら内容をブラッシュアップし、実施する企画を決定します。
企業関係者を対象に、学生が講師としてSDGsや環境配慮の事例を紹介し、ワークショップを実施。近年は、LGBTQ+や発達障害など、多様性をテーマにした研修を実施。
ゲームや工作を通して、地域の子どもたちに環境の大切さを楽しく伝える体験イベントの開催する企画。千葉大学や京葉銀行だけなく、道の駅や商業施設、遊園地等でも実施。
小学校の学童クラブ等を対象に、「楽しむだけで終わらないワークショップ」をテーマに、SDGsに関するレクチャーとワークショップを行う企画。
京葉銀行の取引先の地元企業や農家と連携し、Chiba Winter Fesで地産地消のものを販売。
フードロス削減のリーフレットを制作したり、レストランと協同でフードロス削減メニューを開発。
学生・行員・地域住民が協働で海岸清掃や竹林整備、里山保全などを行う環境ボランティア活動。竹林整備体験では、専門家に座学で竹害や竹の活用について学ぶ企画も。
銀行支店に小型家電回収BOXを設置し、リサイクル活動を推進。2018年度に実施。京葉銀行は国から認定を受けた小型家電の認定事業者と連携し、回収の仕組みづくりを行い、学生は回収箱を製作。
映画やワークショップを通じて小中学校でSDGsを楽しく学ぶ環境教育プログラム。
リーフレットやwebサイト、パネル展示など、さまざまな媒体を用いてSDGsやエコアイデアなどを学生目線で発信する企画。
SDGsカードゲームや、フレイル予防や防災リーフレットなども作成。
学生と京葉銀行との交流を通じて、京葉銀行内部の環境意識向上を目指す企画。省エネや紙削減、マイボトル・マイストロー推進、ダイバーシティ研修、古着回収など様々な取り組みを実施。
古着を京葉銀行の行員や学生、教職員、地域の方々から集め、それを地域住民に販売する過程を通して、リユース意識を高めること、また、得られた収益をSDGsに取り組んでいる団体に寄付をすることで、社会貢献を行うことが目的の企画。
学生委員会と京葉銀行の交流を図ることと、学生の金融教育を目的に実施。
フェアトレードを地域の方にわかりやすく伝え、フェアトレードの商品を選ぶ意識を高めたいという想いから、ぬりえ絵本やリーフレットを制作してイベントで配布。現在も継続してフェアトレードの推進に貢献。
本プロジェクトでは、毎年度末に、学生が千葉大学長および京葉銀行頭取へ活動成果を報告する「実施報告会」を開催しています。各企画を担当した学生が、自らの言葉で実施内容や成果、学びや気づきを発表し、それに対して学長と頭取から講評やアドバイスをいただきます。学生にとっては、活動を振り返り達成感を得るとともに、次の成長につながる貴重な学修機会となっています。
実施報告会の内容(プレスリリース)
2024年度 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000966.000015177.html
2023年度 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000822.000015177.html
2022年度 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000695.000015177.html
2021年度 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000585.000015177.html
2020年度 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000474.000015177.html
2019年度 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000403.000015177.html
2018年度 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000337.000015177.html
2017年度 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000259.000015177.html
学生主体で行う環境活動に企業が協力して多種多様な企画を実施する本プロジェクトは、環境問題への対応だけでなく、産学連携やSDGs貢献といった点からも評価されることが多く、国内・海外から賞をいただいています。
2017年度
低炭素杯2018 「優良賞」
第3回サステイナブルキャンパス賞「学生活動・地域連携部門」
平成29年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰「対策活動実践・普及部門」
平成29年度 21世紀金融行動原則 「特別賞(運営委員長賞)」
2018年度
International Green Gown Awards 2017-2018 Student Engagement部門
2019年度
Asian Sustainable Campus Network 最優秀学生活動賞:Best Student Activity Award
International Green Gown Awards 2019 Student Engagement部門 奨励賞
2021年度
第7回 サステイナブルキャンパス賞 学生活動部門
2022年度
Asian Sustainable Campus Network 優秀賞
2023年度
Asian Sustainable Campus Network 質の高い教育賞
2024年度
International Green Gown Awards2024 ファイナリスト
2025年度
第11回 サステイナブルキャンパス賞 学生活動部門
2017年度 A.H. (文学部2年)
企業との連携により、国内外での発信、企業向けコンサルティング、地域イベントなど多様な環境企画に挑戦することができ、委員会の活動領域と学びの質が大きく広がりました。本プロジェクトは、学生の実践力と社会性を育てるとともに、地域と連携したサステナビリティ推進に貢献する取り組みとして発展を続けています。
2018年度 H.K. (法政経学部2年)
企業との協働により、国内外の発表機会や地域企業へのコンサルティング、実践的な環境・SDGs企画に取り組むことができ、学生にとって大きな成長の機会となっています。本プロジェクトは、実務力と社会性を育てる学びの場であり、大学・企業・地域の連携によるサステナビリティ推進のモデルとして発展を続けています。
2019年度 K.T. (工学部2年)
多様な環境・SDGs関連企画に挑戦し、他大学や企業と連携しながら、企画立案から実施までを担う実践的な経験を積んでいます。実施に至らなかった企画も含め、そのプロセス自体が大きな学びとなっています。関係機関の支援のもと、活動の質と社会的な広がりを高めながら、継続的な発展を目指しています。
2020年度 T.K. (法政経学部2年)
制約のある状況下でも、活動の進め方を工夫しながらプロジェクトを推進しました。「7つの環境貢献企画」では新しい手法やテーマに挑戦し、実施に至らなかった企画も含めて、企画立案と準備の経験を大きな学びとして蓄積しました。こうした経験とノウハウを活かし、状況に応じた柔軟な企画運営を行っています。
2021年度 S.Y. (園芸学部2年)
本プロジェクトは、SDGsや環境課題の改善に貢献したいという一人ひとりの自発的な思いを原動力に進めています。学生と金融機関が協働する実践的な取組として、学生・企業・地域が連携したサステナブルな社会づくりを目指しています。日常の行動変容につながる発信と実践を重ね、環境課題を自分ごととして捉える人を増やすことを目標としています。
2022年度 N.T. (工学部2年)
SDGsを理解するためには、実際の活動に参加し、体験を通じて学ぶことが重要だと考えています。環境分野にとどまらず幅広いテーマで企画を立案し、発信することで、学生だけでなく地域や企業の方々も巻き込んだ取組を進めています。活動を通じて人とのつながりを広げ、一人ひとりがSDGsを自分ごととして行動するきっかけづくりを目指しています。
2023年度 K.N. (文学部2年)
「SDGs」と簡単に掲げても、その実現は誰か一人が頑張るだけでは叶わず、1人でも多くの方のお力添えを得た上で地道にコツコツと積み上げていかなければならない、長い道のりです。日本にいて何不自由ない生活を送っている方にとっては、どこか遠い国の話のように感じられてしまうかもしれません。今年度の17企画は、ターゲット・アプローチはそれぞれ異なるけれど、「いかに自分事として心に刺さる活動にできるか」をそれぞれの形で工夫し、実現させてきました。対象となる方の年代・興味関心などの要素をより多面的に捉え、そこにふさわしいアプローチをじっくりと練り上げることができた一年だったと感じております。
2024年度 K.K. (法政経学部2年)
企画数だけでなく質の向上を重視し、初年次生主体の企画や子ども向けSDGsプログラム、企業との交流企画などを通じて、実践的な学びの機会を広げています。企業と連携しながら企画立案から実行までを担う経験を重ね、継続的な改善と発展を目指して活動しています。